スズキです。
今回のテーマ
せどりは「営業」
中国輸入は「マーケティング」
というお話です。
多分何のこっちゃ
分からんと思うんですけども。
店舗せどりは
店舗に行って利益商品を
探しに行く作業
って
多分全員が思ってると
思うんですけども
そう思って
店舗せどりやってると
伸び悩むというか、
いずれアッパーが来ます。
では、
店舗せどりを
「法人営業」と思って
回ってると
ある日突然爆発的に
伸びますよ。
って話なんですね。
この考え方って
セドラーさんにはない
発想なんですけど、
普段お勤めの会社で
法人営業をされてる方や
会社作って法人にして
経営者になってる方だったら
多分すんなり入ってくる
お話なんですよね。
季節が春先の場合だと
冬物処分でいろんな店舗で
処分してたり、むしろ処分に
困ってるところも多いんです。
で、そういうのを見つけた時に
「利益商品があった良かった」
で終わるのか
もうちょっと踏み込んで、
そこの売り場の責任者の方とかに
「今処分してるんですか?」
「こういう商品まだありますか?」
とか
「よかったらもうちょっと
値引いてくれたら
全部引き受けますけど」
みたいな感じで
提案をするのか
ってことですね。
これ、営業ですよね。
「うちで全部買い取らせて
もらえませんか?」
っていう商取引に持っていく営業。
この
”せどりをしに来てる”
行為自体はお店側からすると
基本的にはあんまり
歓迎されないですよね。
嬉しいかっていうと
あんまり嬉しくはない
と思うんですけども。
でも、
商取引に持っていこうとする
行為に関しては
お店からすると
大歓迎なんですよ。
当たり前ですけどね。
処分に困ってるわけなんで
「本当ですか?」
「よかったらこれも
全部どうですか?」
みたいな感じになりやすい
っていうね。
うまくガツっとハマると、
その店だけで一撃で終わります。
もしくはシーズンごとに
「全部うちで引き取りますね」
「また連絡ください」
って繋がっておけば
毎回仕入れができる。
そして、上手な人はそこで
他店舗の店長さんとかとも
連携取ってもらって
同様の商品とか集めてもらって
回収しに行ったり、ね。
そのチェーン店だけで
月60万70万ぐらい利益
っていうのが
系列店舗とか全部回収に
行くだけで出ることになる
ということですね。
そういうお店の店長会議
みたいなところで案件として
全部預けてもらって
引き取ってるみたいなんです。
だから業者取引っていうか
商取引ですね。
BtoBビジネスです。
という感じなんで
実は、”せどり”ではないんです。
本人は、
「せどりで利益が〜〜」
とか言ってますけども
やってることは
せどりじゃなくて法人営業です
って話ですね。
もちろん、法人営業を
されてる方からしたら
この話ってごく当たり前で
法人営業ってそもそも
そういうことですよね?
最初は、
新入社員とか新卒の社員って
そういう会社のリストとか
何もないところから
飛び込み営業していきますよね。
今の時代もやってるのか
どうかわかんないですが。
そして、
ちょっとずつ開拓して
名刺を渡したりして
そこの責任者の方と話をして
どういうことで困ってるかとか
どういう提案した方がいいのか
とかっていうのをヒアリングして。
そこから、会社に帰って
提案書とかまとめて
プレゼンしに行く
みたいな流れじゃないですか。
別に、せどりでは
そういった資料を作ったりは
しないんですけれども
それと同じようなことを
せどりしに行った現場店舗で
やるっていうことです。
これって法人営業ですよね。
営業やってる方とか
法人営業してる
サラリーマンからしたら
ごく当たり前の話ですよね。
もしくは
他と取引があるとこに行って
自分の会社とも案件として
扱わせていただけませんか?って
むしろシェアを奪いに行く行為
よくあるじゃないですか。
これ別に小売店だけじゃなくて
飲食店とかでもそうですよね。
例えばキリンビールを
扱ってる飲食店に
サッポロビールの営業マンが行って
「サッポロビール扱いませんか?
ビールサーバー
置かせていただけませんか?」
とか。
「グラスとかポップなどの
宣伝材料も全部こちらで
用意させてもらいますし
キリンビールさんのよりも
いくらか安く卸させていただきます。
ぜひうちでサッポロビール独占で
扱わせてもらえませんか?」
みたいな感じで
サッポロビールの営業の人
だったら行くじゃないですか。
せどりも
これと一緒ですよ。
この話をね、セドラーさんに言うと
結構キョトンってされるんですよ。
「え?」
みたいなね感じの反応されて
「そんなことできるんですか?」
ってよく言われます。
でも、
法人営業という考え方からすると
基礎中の基礎の行動なんで
「なんでやらないんですか?」
っていう話なんですよね。
声かけるだけで
一歩さらに踏み込んで
「え、なんでそういうこと
言わないんですか?」
ってことです。
まあそこまで
大げさな話じゃなくても
「他に余ってる在庫ないですか?」
「まだ在庫ありますか?」
「まとめて買いますんで、
もうちょっと安くして
もらえませんか?」
って感じで言ってみるとかね。
それを1個だけ買って
「利益出ました!」
って喜んでる場合
じゃないんですよ。
・値下げ交渉とかしたんですか?」
・まとめて案件に持って
いけるように話しましたか?
ってことですよね。
宝探しをやってる場合じゃ
ないですよっていう。
法人営業に持っていかないと
ダメですよって話なんで。
こういった話については
せどりを教えてる人は
ほとんど誰にも言わないです。
本当に
値札がどうとか
ドン・キホーテのポップがどうとか
そんな話ばっかりなんですけど
実は、違いますよっていうね。
せどりの本質は
法人営業ですよ
っていうところ。
本質っていうか、
一番核になるところに
最終的に持っていかないと
いけないんです。
例に上げた人は
もうそれだけで月70万くらい、
多い時で月100万ぐらいは
そのチェーン店からの案件で
ご飯が食べれますっていう
月利が出てるそうです。
それ以外にも
他のせどりをやって
月200万ぐらい利益出てます
っていう話です。
チェーン店の案件を
引き受けてからは
パートさん雇って出品とか
してもらってるそうです。
なので、
自分は顔出して挨拶回って
引き受けて帰ってくる
だけだそうです。
だから労働もそんなにしていない
っていう話なんですけど
みなさんが
持っていきたいのって
この方のような感じですよね。
自分であっちこっち
闇雲にお店回って
宝探ししたい
わけじゃないですよね?
効率よく
商品集めたいですよね?
そのためには、
最初はそういう飛び込み営業
みたいなことはしないと
いけないんですけども
その後、ある程度
人間関係ができてきたりとか
お店の特徴や流れが分かってきたら
そういう法人営業に
持っていかないといけない
っていう話です。
これが
せどりは「法人営業」っていう
言い方をする理由であります。
この部分を理解せずに
せどり、店舗せどり延々にやってても
一生突破できないんで。
すごくもったいないですから
早くそういう方向に
持っていった方が
いいかなと思います。
特にせどり半年ぐらい
やってる方はこれに気づいて
「あ、こうやってやった方がいいんだ」
って気づかないといけないです。
本当はね。
それに気づかない人が
ほとんどなんで
こういう話をしてます。
あともう一点。
中国輸入に関してなんですけど
最近うるさく言うのは
マーケティングの
勉強してくださいねって話で。
要するに中国輸入って
中国から仕入れてメルカリで売る
とかそういう転売じゃなくて
「自社商品を販売する」
っていう形でやるので
自社商品をいかに
ピカピカに化粧して
綺麗に着飾って
お嫁に出すかっていう
自分の娘を嫁に出すような感覚なんです。
なので、
どう売り込むかですよね。
そうなった時に
マーケティングの考え方
が必要になってきます。
キャッチコピーとか
つけないといけないですね。
それで、
キャッチコピーを考える訓練を
コンサル生向けに
夜中の1時か2時ぐらいまで
やったんですけども。
キャッチコピーを考えてください
っていっぱい宿題出した時に
50文字ぐらいの文章で
書いてきてる人もいました。
そもそも、
”キャッチコピーって何だ?”
っていうところから
理解しないといけないです。
もし分からなかったら、
本読むとかGoogleで検索して
キャッチコピーとはっていうところ
見てもらったら分かると思うんですけど
15文字以内、
長くても最大25文字以内
って書いてます。
まあ一般的には
15文字以内って言われるものが
キャッチコピーです。
キャッチって「掴む」っていうこと、
コピーっていうのは「文章」ですよね。
では、何を掴むかって言うと
心を掴むっていうことです。
考えてもらった
キャッチコピー見てるとね
ほとんどの人が
機能や特徴を説明してるんです。
「この商品はこういう機能が付いてます。
特徴があります」
いや、
そうじゃないですよ!
キャッチコピーって
そういうことじゃないんです。
心を動かすものなんです。
この商品を買うことによって
こういういいことがあります
っていうような
心を揺さぶるようなものでないと
いけないんです。
だから、ロッテだと
『お口の恋人』
ってなったりね。
吉野家で言うと
『うまい、はやい、やすい』
っていうのが
キャッチコピーじゃないですか。
だから
吉野家で牛丼食べる
っていうことは美味くて
早くて安いんだっていうのが
すり込まれるわけですよ、
そのキャッチコピーによって。
そういうものを
考えてくださいね
ってことなんです。
これは、
マーケティングの世界なので
結構奥は深いんですが、
多少になりでもこういうのは
勉強しておかないと
物を売るのは至難の業ですよ
っていうことです。
特に
自社商品として
0からスタートで物を売る
っていうのは本当に至難の業なので
マーケティングの勉強は
本を読むであったり、
ちょっと勉強しておかないと
いけないですよ〜ということを
コンサル生には話してます。
いくらコンテンツを作ったり
動画を作ったり、やり方、
そのやり方の説明をしたところで
そのベースになる
マーケティングっていうのが
スポンって抜けてると
その通りにやっても
結果が出ない。
というより、多分
自分が何のために今これを
やってるのかっていうのが
理解できてない状態なんですね。
その理解できてない状態で
外注さんにカタログを
作成してもらったり
Amazonで販売するページを
作成してもらったりすると
とんでもなくひどいのが
出来上がってしまいます。。。
なんでこんな感じに
なっちゃってんの?
みたいなのがね。
Amazonの商品ページ見てると
いろんな人が作ったものが
乱立してますけど、
どういう考えで
こんな商品ページに
なってるのかなっていう
方が多いんですよね。
「何これ!?」みたいな。
写真が貼ってあるだけとか
日本語が怪しいとかですね。
あとは
何が言いたいのか
さっぱり分からないとか
めっちゃあります。
で、
逆に売れてる商品っていうのは
見ただけで分かるとか、
つい欲しくなったりします。
なんか衝動買いしたくなる
ものがやっぱり多いですよね。
その商品ページは全部
マーケティングっていうのを
通してるから
欲しい!って思わせるような
完成度なわけなんですけど
そこの考え方は
一通りは勉強しておく必要が
あるかなと思います。
だから言い換えると
・せどりは法人営業
・中国輸入にはマーケティング
っていう言い方が当てはまる
のかなと思います。
なので
マーケティングっていうところ
ポコンって抜けちゃってる人は
本を読むなりですね、
自分なりに色々調べたり
やっていただいた方が
いいかなとは思います。
じゃないと
労働して終わり、とか
よく分からずに
延々となんかやってしまってる
っていうことになりかねないので
本質っていうものについて
勉強はやっぱり必要ですね。
特に
せどりで一緒に回ってる時に
こういう考え方で回るんですよ
っていう話をした時に
「え、え?」
みたいなね、
「そんなこと
考えたこともなかったです」
ってよく言われるんですけども
正直言うと
「マジかよ」って
思ってしまいますんでね。
「延々と店舗せどりをする
つもりだったんですか?」
「闇雲に宝探しをするつもりで
せどりを始めたんですか?」
ってそんなふうに
思っちゃいますね。。。
「法人営業に意地でも持って
いこうとしないんですか?」
みたいな、
それをやったら
もう勝ち確定じゃないですか!
って話なんで。
なので
そういう勉強っていうのは
少しずつやっていって欲しいな
と思います。
ということで、
せどりは法人営業
中国輸入はマーケティング
っていうお話でございました。
参考にしていただければ幸いです。