せどりで稼ぎたきゃ虎穴にダイブせよ!

スズキです。

虎穴に入らずんば虎子を得ず
っていうことわざがありますけども

虎の穴に入っていかないと
虎の子はゲットできません。

虎の子っていうのは
なんか貴重なものとか、
重要なものを虎の子って
表現し言っています。

野球でも1対0の試合時とかは
虎の子の一点っていう言い方を
しますけれども、

虎の子を得るためには
虎の穴に突っ込んでいかないと
いけないっていうことです。

非常に危険です。
危険が伴う、リスクがある
っていうことなんですけども。

古い日本語のことわざなんですけど
要するに

リスクを恐れてたら
リターンもないですよ

っていう
そういう話ですよね。

虎の穴に入っていくと
どうなるかっていうと

虎がいます。

もちろん。

普通にね、虎がいます。

まあボコボコにされますよ。

大怪我したり這う這うの体で
逃げるみたいな感じに
普通はなると思います。

それでね

虎の穴に入りました。
虎がいました。
虎にやっつけられました。

ハイ、終わり!

みたいなことの方が
多いと思いますけれども

ビジネス的に言うと
大体全部そんな感じじゃないですか?

何か新しいこと1つやりました。
失敗しました。

あ、終わり、

みたいなね。

何やっても
大体そんな感じですよね。

簡単に言うと

最初の1発目って大体失敗するんです。

そういう風にできてます。

よっぽどのビギナーズラック
以外を除いてですね。

でもビギナーズラック
引かん方がいいなって思います。

ビギナーズラック引いちゃうと
実力と勘違いしてその後強烈に
伸び悩むっていうのが
立証されてますんで

最初にちょっと失敗したり
怪我したり、痛い目めに合う方が
長続きするっていうか
後でしっかりとした
リターンが得られます。

大半の人って

虎の穴に入って
虎がいてました

ってなった場合は

そのまま逃げ出して、

「もう二度と入りたくない」

っていう恐怖心に負けてしまう
ってことなんですけども。

でも、
ここでどう捉えるかで
結果が変わります。

虎がいました。

→やっつける

→体力つけてもう1回
 チャレンジする

とかね。

→虎がいない隙を見計って突入する

→見つからないように入っていく

色々やり方はありますけれども
結局そのリスクって変わらないんで。

結構大事なんですけどね
リスクっていうのは
逃げも隠れもしないです。

なので、
リスクに対しての向き合い方は
自分で変えれます。

失敗した事実っていうのは
もう変わらないので

失敗した事実を
どう受け止めて
どう改善するか。
どうアプローチを変えるか。

同じアプローチをしたら
また失敗したってことがあったり

逆に運ゲーなところもありますんで
同じアプローチしたら上手くいった
っていう場合もあります。

こればっかりは
やってみないと分からないですね。

野球と一緒で3打席立ったら
1本ぐらいヒット出るとかね。

5打席立ったら一発ぐらい
ホームランが出たりとかね。

残りの4打席は三振したとか
あるじゃないですか。

それで打率2割、2割5分とかね
3回に1回打てれば打率3割とか
そんな世界じゃないですか。

ビジネス的に言うと
もうちょっと打率低くて
1割2割の世界なんで

野球に例えるとすると
”打席にいっぱい立つ”
っていう必要があります。

虎の穴も

何回も突っ込んで
虎がいようが怪我させられようが
傷を癒して再度突っ込む
っていうことが大事かなと思います。

何度やってもリスクは逃げないので。

逃げるのはあなたです
って話ですね。

「もう嫌だ、やめたい」
ってね。

「もうリスク取りたくない」
「怖い」
「損した」

とかね。

それで逃げたら終わりです。
終わりです。

自分が逃げたら終わりなんですよ。

なので、
逃げない限りは
何回もチャレンジする権利
っていうのがありますし

何回もチャレンジした人には
虎の子をゲットする権利が派生します。

なので、
古いとこで言うと
101回目のプロポーズ
じゃないですけど
チャレンジしまくる
っていうことですね。

それが大事かなと思います。

見てたり聞いてたりすると
もう何回も何回も
チャレンジする人もいます。
めげないっていうね。

もしくは
そのダメだったことに対して
もうムキになって
立ち向かっていくっていうね、

「もう腹が立ったから
 立ち向かっていきました」

みたいなこともあります。

中国輸入の商品で販売するのに
国の許可が必要な商品があると。

検査に出して検査を通さないと
いけないと。

その検査代だけで
何十万かかると。

普通だったら
諦めるじゃないですか。

それを

「いや、もう意地でも通す」

っていうことで、
通してやり抜いた人がいます。

まあその商品はライバルが
ほとんどいない状態なんで、
それを突破すればチャンスが
すごくあるってことですね。

大体どんなビジネスもそうですね。

参入障壁が高い
壁がでかい
壁が分厚い
虎がいる
恐竜がいる
モンスターがいる

みたいなところに
立ち向かっていって
乗り越えると
すごいチャンスがある
っていうことなんですけども。

そういうオイシイところって
大体なんかあります。

でかい壁があったり
落とし穴があったり
虎がいたりね、
モンスターがいたり
とかね。

そういうリスクっていうのが
大体待ち構えてます。

だからライバルが
少ないんですけどね。

ただ、そこに対して

突っ込んでいく

 or

一回撤退して作戦考えて
もう一回突っ込む

ですね。

それかもう何も考えずに
がむしゃらに
何回も何回も突入する

それとも
もうやめて逃げ出して撤退して
二度とそこには近寄らないようにする。

これはまあ、
その人それぞれの
自由かなとは思います。

ただ、どうしてもその虎の子を
ゲットしたいんだったら
もう行くしかないです。

選択肢的には
もう行くしかない

結局、
掴む人って突っ込むだけなんで。

まあ怪我もするし、
落とし穴にも落ちるし
攻撃もされるし

もちろん色々ありますよ。

ただ、
もう突っ込むだけなんで。

突っ込まなかったら
何も始まらないんですよね。

なので

このリスク、危険、障壁
っていうのは逃げないし
変わらずにずっとそこにありますから。

結局は

自分が行くか
逃げるか

だけの話です。

で、

逃げたら終わりっていう
そういう話です。

どっちを取りますか
ってことなんですけども

すごく分かれます。

分かりやすいぐらい分かれます。

一番よろしくないのは

なんかうまくいかなかった〜
→いろいろ嫌になって
 あれもこれもやめてしまう

っていうことですね。

一個うまくいかんから
全部やめるみたいな。

そういう0か1思考みたいな
一個うまくいかなかったら
もう何もかも嫌になって
全部やめてしまうみたいな
ことは一番よくないです。

最悪の行動パターンですね。

完全に負け犬根性がつきます。

今までいくつかきちんと
結果を出してたのに
一個ダメだったら
もう全部やめてしまう
みたいなね。

もう何もかもが
ダメやと思ってしまう
みたいな。

そういう思考回路にたまに
陥ることがありますけども

そういう時って冷静になって
「いや、そうじゃないよ」と。

ダメやったらダメなりに
どういうパターンがダメだったのか
って分析することですよね。

ダメなことって
めっちゃ勉強になります。

教科書で言うとね、
10冊ぐらいの参考書ぐらいです。

分厚い内容で勉強させてくれます。

一個のミスやら失敗やらで
すごく勉強させてくれます。

でも、成功したことって
あんまり勉強させてくれないんですよ。

もう薄っぺらいペラペラの本ですよ。

成功した場合って
雑誌みたいな感じの、
薄いペラペラの内容でございます。

よくビジネス雑誌とか見てると
経営者の成功した哲学とかね
成功者のインタビューとか
あるじゃないですか。

まあ、大体2ページ〜4ページ
ぐらいじゃないですか。

正直、内容薄いんですよ。

インタビュアーが聞いて
それに対して当たり触りの
ないことを答えて。

一方で、
経営者が自分で書いた本って
めっちゃ分厚いです。

イーロン・マスクの本とか
上下巻で約1000ページあります。

全部読みましたけど、
中身は大体失敗談ですよ。

本当に
「こういうので失敗した」
「こういう女に惚れて離婚して」
「裁判沙汰だった」

とかもう泥沼みたいなね。

Twitter社を買収して
中に入ってみたら
ズタボロで全部やり直して、
ほとんど全員クビにして

一から全部やり直さないと
いけないぐらい
悲惨な状態だったとかね。

そういう壮絶なこと書いてます。

ロケットを飛ばす
スペースXっていう会社を作ったけども
ロケット何十回飛ばしても
全部墜落したとかね。

ただ、
飛ばす度にロケットが
前回より100m高く飛んだとか

前回より少しでも
宇宙に近づいたみたいな感じで
成功したって言って

それを喜びに変えて
今度は大気圏突入するぞって
何回も何回も失敗してるんです。

その度に

「今度はこうしよう」
「今度はああしよう」

ってチャレンジし続ける。

というような内容を書いていたら
1000ページぐらいの
本になるんですよ。

一発で成功したこととか
上手くいきましたみたいな話って
雑誌で言うと2ページぐらいで。

本当に苦労して
何回も何回もチャレンジしたり
なんならもうゼロスタートにして
1回更地にして立て直したり
基礎工事からやり直した内容
っていうのは

マクドナルドを世に広めた
レイ・クロックの本も
そうですけども、
まあ分厚いです。

もう書いてること
大体壮絶ですよ。

借金背負いまくって
首が回らんくなって
奥さんには逃げられて
家族離散とか。

あとは信頼してた人に
裏切られたとか
裁判で揉めてとか
そんなことばっかり書いてますよ。

でも、ここで負けたら
終わりやと思って、
もう一回チャレンジする
みたいなね。

ここで勝負しないと
もう自分の人生終わっっちゃうから
突入するっていう。

もう要するに虎の穴に
何回も何回も飛び込んでます
みたいなっていうのをね、
書いております。

そういう人じゃないと
あんな成功しないし、
そんな本も書けないですね。

よく、日本ビジネス雑誌とかに
書いてる経営者の本とかありますよ。

あれって大体
サラリーマン社長なんですよね。

大企業作って代々続いてって
そこの中で社内政治が
うまくいって出世して
そこで社長のポストとか
役員のポストを掴んだ人に
インタビューして
当たり障りないこと喋ってるんですよ。

創業者じゃないんですよね。

だからね、0から1を作った苦労も
そういう命がけの虎の穴
飛び込んだ経験もまあ無いんですよ。

だから当たり障りのない
成功論みたいなね、
成功哲学みたいなを薄い内容で
喋ってるんですけど。

マジで0から1を作って
それを100にしてね
1万にしてとかね、

それを何回も作って
時にはもうボキボキに
心折れながらもう一回
チャレンジしてっていうのをやる。

そういうことをしていたら
やっぱり雑誌数ページの内容じゃ
済まないですね。

とんでもなく分厚い本になる
っていうことなんです。

壮絶ですよ。

スティーブ・ジョブズの本とかも
上下巻読みましたけど、
まあ前半部分ろくでもないですよ。

自分が作った会社
追い出されて、
クビになって

もう行き場所もなくなって
ピクサーっていう
映画会社を作って
そこでトイストーリーという
作品を作って。

それを作る時も
ピクサーの社内でも
バトりまくったみたいです。

こだわりが強すぎるから
アニメーション映画なんか
流行らないし、
ディズニーぐらいしか
誰も見てもらえないと。

絶対失敗するって言われて
大反対を受けたそうです。

それでも
「いや、トイストーリーを作るんだ」
ってね。

で、そうこうしてる間に
自分がいたApple社が
ボコボコにもう潰れかけてて

「立て直してくれ」って
呼ばれて行ってみたら
もう中身ぐちゃぐちゃ
だったみたいなね。

作ってる製品のほとんどを捨てて
iMacっていう一つの製品だけに
全集中ですよね。

もうこれだけを世に出す
っていうことで、
こだわりにこだわり抜いて
資金もつきかけて作った
ものを世に出したら
大ヒットしたというお話です。

もう起死回生の
一発みたいな感じ。

まあ、そういう内容が書かれてます。

ということで、
虎穴に入らずんば虎子を得ずです。

要するに
ちょっとうまくいかなかったから
もうや〜めた!

とか

もう嫌です
あれもこれも嫌です

みたいな
そういうことを思うし
感じると思いますけども。

そんなもんじゃないんですよ
っていうことです。

それって
教科書っていうか、
参考書で言うと10冊分ぐらいの
いい経験とか勉強材料が
そこに詰まってますんで
しっかりと向き合うことです。

そういうことをを勉強した後に
攻略法っていうのが
分かってきますんで。

是非とも
そういう気持ちを大事にして
虎穴にダイブして欲しいなと思います。

うまくいかなかった
と思ったら
それに対して、
どういうアプローチをして
どういうところが良くなかったか
うまくいく方法はなかったのか
っていうのを考えてみる。

そういうことを
しっかりと学んで欲しいな
と思います。

それを糧にして何倍も
レバレッジかけて欲しいな
と思います。

だからまあ、
穴に入って虎がいたから
って逃げ出して終わる

っていうのはやめましょう。

どの穴に入っても
大体虎はいますし
リスクあります。

逃げ回ってても
何も始まらないんで。

リスクは逃げないです。

逃げてるのはあなたなんで。

逃げないことですね。

こればっかりは
もう突っ込んでいくしかないですね。

突っ込んでいって
戦うしかないんで

ぜひ戦って欲しいなと思います。

ということで
虎穴に入らずんば
虎子を得ず
という話でございました。

参考にしていただければと思います。