せどりから中国輸入を勧める訳

スズキです。

今回はせどりから発展して中国輸入を勧める訳について。

これ、別に絶対にやれって言ってる訳じゃないですがオススメはしています。

10年くらい。

元々私は中国輸入で会社を立ち上げて9年経っています。

せどらー専業だったことは実はありません。

せどりってすごく副業では稼ぎやすいですし、物販の最初のとっかかりとしてはいいと思うんですよね。

しっかり1〜2年やれば月利数十万円って稼ぐことができます。

ただ、如何せん労働収入です。

特に店舗せどりだけ、となるとずっとお店を回って仕入れをして出品をして・・・

作業が絶えません。

なのでどっかでいつか「頭打ち」になるんですよね。

これが副業のうちはいいのですが、本業となると大きな問題です。

結局雇われていたときとそんなの変わらない、もしくはそれいじょうの「労働」ってのがずっとついて回ります。

そして年齢だけがどんどん取っていきます。

想像するとしんどいですよね?

せどりだけで10年後も生活できるのか?

ってなると。

なので物販を発展させていく必要がある(もしくは別の事業をする必要がある)わけなんですよね。

ここでせどりと相性がいい、というか一番相性がいいのが「中国輸入」です。

理由はせどりをやりながら始めることができるから。

例えば、eBayなどで海外に仕入れて売るとなると、結局せどりを同じような労働がついてまわります。

おそらくせどりよりも手数とやり取りの多い物販です。

外国人1人1人と連絡を取り合って1人1人発送をして・・・

大変ですよね??

私もやったことがありますが、せどりと同じ「労働型」の物販って両立が難しいんですよね。

こっちを立てたら、あっちが立たない・・・みたいな。

なのでせどり+で物販、ってなると「労働型じゃない」形が必要になります。

それが中国輸入です。

中国輸入でやることは

①商品のリサーチ

②サンプルの取り寄せと確認

③商品ページの作成

④発注

⑤梱包発送

⑥販売

です。

このうちの③〜⑥までは丸投げできます。

ページの作成はプロに依頼すれば済みますし、発注はチャットやメールで終わり。

梱包などは単純作業の連続なのでパートさんにやってもらったり、代行会社さんに直接FBAに納品してもらえれば終わり。

販売はAmazonが勝手に売ってくれます。

なので自分がやることは基本PC1台あれば済むんですよね。

もちろん車の運転もいらないですし、朝でも夜でも旅行先でもやろうと思ったらやれます。

しかも仕入れ、というより「発注」です。

自分で運転して仕入れに行って商品を一個一個出品作業して、中古なら写真撮って・・・・

一切いりません。

なのでぶっちゃけ「ラク」と言えばラクです。

せどりしながら両立も可能です。

っていうか、私は同時並行でやってましたし中国輸入の方が利益も売上もあったので中国輸入で法人化しています。

友人の物販事業者もだいたい中国輸入で会社を大きくしています。

せどりで会社を大きくする・・・ってのはちょっと難しいです。

せいぜい月利100万とか200万とかで頭打ちになりますので。

中国輸入は人に任せて管理することの方が多いので、自分が作業をするという概念がほとんどありません。

最初は自分で出品作業をすると思いますが、100個200個来てもFBAラベル貼るだけなので1時間もあれば終わります。

せどりで中古品とかなら3日かかりますよね??

これくら労働ってないんですよ。

なのでせどりからのステップで絶対にやったほうがいいと思っています。

っていうか、やらずに他の労働型の物販を増やそうとする人が世の中めちゃくちゃ多いです。

絶対に両立できないのでやめた方がいいです。

ちなみに中国輸入は仕入れが安い。

先日コンサルグループに見せた商品

仕入れ350円

利益650円

です。

発売2週間ですが、1日5個くらい売れます。

たった5個かよ!!

って思うかもしれませんが、1日3000~4000円利益です。

これがずっと続きます。

わかりますか??

仕入れにいってないんですよ。

私一切なんの作業もしてないんですよ。

1日3千円以上利益あるんですよ。

しかも仕入れ激安なんですよ。

これ月5〜10万くらいの利益ですよね?

こんな商品5個〜10個もあればもうせどりする理由あります??

それでも店舗せどり行って中古品掃除して写真撮って・・・

やりますか??

絶対にやらないですよね??

100個作ったら利益500万とか1000万ですよ。

せどりじゃ絶対に無理ですよね??

専業せどらーがいくら月利100万って威張ってても全く下の下の世界です。

むしろ「まだせどりやってるんですか?」って言われます。

実際に私はめっちゃ言われます。

自分でもせどりちゃんとやっとかないとコンサル生に指導できないので10年やってます。

とはいえ、車運転して店に仕入れに行くとかはないです。

さすがに電脳せどりで隙間時間にチャチャっとやっちゃっています。

話を戻すと伸び代も規模感も全然違うんですよね。

ただし中国輸入にもネックというかデメリットな部分ってあって

「時間がかかる」んですよね。

せどりだと1ヶ月で売れたとか初めて3ヶ月とか半年で月利数十万円稼げた・・・

なんて話よくありますよね?

中国輸入ではそのスピード感はないです。

1〜2年平気でかかります。

あくまでも自社商品を作って育てる、自分の作成したカタログに「評価」がつく、ってところに時間がかかります。

最初は新商品としてAmazonでは検索にもひっかからないところからスタートします。

そこから徐々に露出を増やして検索にも引っかかるようになって、レビューがついて、ってなるとやはり早くても半年はかかります。

それも1商品だけで終わっても大した利益にはならないので商品をいくつも作る必要があります。

そして1年2年経つと、作ってきた商品達がレビューが集まって、Amazonのサイトに検索されやすくなって、どんどんと売れていきます。

ここが時間差で結果がでます。

なのでせどりで特に「転売行為」ばかりしていた人にはこの期間が我慢できないかもしれません。

「転がすこと」=「物販」と思っている人には

ビジネスを「育てる」っていう感覚がないからです。

この育てるっていう感覚がないとあとあと致命傷になります。

いつまで経っても転売行為から離れられません。

ずっと転売ヤー呼ばわりされます。

物販事業者、とはいわれません。

ここの層の人が世の中たくさんいています。

それだと結局ずっと労働して同じことの繰り替えしです。

物販、特に中国輸入は植物によく例えます。

種を蒔き

水をやり

手入れをし

ひたすら待つ

この「待つ」っていう過程もめちゃくちゃ重要です。

今日仕入れて明日売れないと我慢できない典型的な「転売脳」の人にはこの「待つ」が我慢できないんですよね。

ビジネスは「待つ」ことが一番大事です。

せどりでも初心者がちょっと数日売れないだけで「売れません!」って言いますが、待つのが苦手なんですよね。

とにかく結果をすぐに欲しがる。

これやっちゃうと育ちません。

土の中で芽が出てるのにほじくり返してダメにしてしまうような行為です。

なので絶対にやったらダメです。

待つんです!

中国輸入教えてても待てない人が結構います。

待ってる間にやることは1つ。

次の商品を育てること。

ちなみに今月は私のところでは12商品リリースしました。

12商品です。

普通は1商品作ったら終わった気になって「ハイ、終了!」っていう人も多いです。

ダメです!

次々とやり続けることです。

これやらないと大きな木に育ちません。

即席栽培のかいわれ大根育ててるんじゃないんですよ。

大きな収入の柱(木)を育てるんです。

ここの考え方をしっかりと持つこと。

せどりの時代から「転売脳」にならないこと。

時間をかけるということを理解すること。

それが分かればあとは勝手に伸びていきます。

種が育って木になったら、あとはほっといても大きくなりますよね?

あれと一緒。

なので最初の段階こそ大事に育ててもらいたい。

話長くなりましたが、中国輸入のデメリットというか当たり前ですが時間がかかるということ。

せどり以外なにやっても時間かかります。

本来ビジネスってそういうもんです。

じっくり時間かけて育てます。

だから労働というところから離れていきます。

せどりから中国輸入にステージを進めてほしい理由はここにあります。

ちなみにせどりだけやるのは1〜2年で十分かな?

って個人的に思います。

やっぱり伸び代や上限って決まってるので。

市場の大きさも違いますからね。

日本のAmazonは3兆円以上売上がありますが、その内の6〜7割が中国輸入商品と言われるものが占めています。つまり輸入事業者が2兆円ほど売ってるってことです。

せどらーの人の売上規模って合計しても1000〜2000億くらいじゃないでしょうか?

どこのステージでどう戦うか?

ここがめちゃくちゃ大事なので目指す人は見据えてやってほしいと思います。

では!