
スズキです。
今回のテーマ言葉は過剰
数字は不足っていうね、話です。
言葉が溢れてて過剰にあると
数字は不足してます
っていう話ですね。
世の中に数字が圧倒的に
足りないっていうことなんですが、
「頑張りたいです」
「やりたいです」
こういった言葉は、よく聞きます。
気合いと根性は
すごく大事なんですが
が、
具体的に数字で話す方が
少ないなっていう印象です。
「どれぐらいの売上を上げて、
どれぐらいの利益を出したのか?
利益率何%ぐらいですか?」
っていう質問を投げた時に
パパって答えられる方が
10人に1人ぐらいいるかな
っていう感じですね。
で、
10人に1人ぐらいの方は
あらかじめ数字を書いてきて
「今こんな数字です」
っていうのを話してくれます。
1000円コンサルで
20人ぐらいお話したんですけども、
自分で数字を書き出して
「今こんな数字です」
って言ってくれた方は
1人だけでした。
残りの方は、
なんとなく頭にあって
今売上はこれぐらいで〜
利益は12月がこれぐらい〜
マックスでいって〜
そういう言い方をするんですね。
「12月のマックス売上で
これぐらい行きました。」
っていうのは言葉ですね。
数字ではありません。
つまり異常値ですね。
12月っていうのは物販で言うと
いわゆる異常値になるので
「12月にこんだけ行きました」
っていうのは
「自分の中で
マックスこれだけ行きました」
「自分の実力以上にこれだけ売りました」
っていうのが12月なんで。
それよりも通常値が必要です。
通常値を出したいと思ったら
12月、2月を除いた
平均値を出してもらったら
通常値ってのが大体出ます。
2月、12月の売上って
異常値になります。
かなり上振れ下振れしてるんで
それ以外の数字で平均を出す。
で、
平均でこの売上、
平均でこの利益、
利益率が何%。
そして利益率まで
ちゃんとパッて答えられる人って
ほとんどいないんですよ。
大体、私が計算機使って
「利益率これぐらいですよね」
って話をするんですね。
それで、
「何時間ぐらいやってますか?」
っていう質問をすると
みなさんピタッと止まるんです。
「何時間ぐらいやられて
この数字になりますか」
って聞くとピタッと止まる。
せどりなんでね
労働集約型じゃないですか。
ってなった時に、
その自分の労働、
その労働時間に対する収入は
どれぐらいの計算が
弾き出されてるのか
っていうのを聞くと
ピタッと止まるんですね。
大体ヒアリングして
計算機叩いていくと、
ちょっと割に合ってないな
っていうのが出てきたりします。
正直、それだったら
アルバイトしてる方が稼げますよ
でも冷静にそういうことを
言ってしまうと
やっぱり嫌われるんですけども
そういう結論になってしまうんですよね。
だから
そこから上げるために
どうしていったらいいか?
っていう話になるんですけれども
自分で計算って
できるはずなんですよ。
サラリーマンの方とか、
自分の時給がいくらとかって
よく自虐的にネタに
するじゃないですか。
あれをせどりで
やってみてもらったら
いいんですよ。
仕入れに何時間使ってるか
出品に何時間使ってるか
ですよね。
それで得られる利益がいくらで
経費がいくらで、
最終手残りがいくらで
っていうことを出して欲しいです。
そしてまた、
そこから税金払ったら
どれぐらい残るの?
って話になると
またピタッと言葉が止まる。
詰まるっていうかね
ピタッと止まりますね。
思考停止っていうか
税金っていう言葉を
出した瞬間に
全員ピタッと止まる。
ってことは
今やっていることを
商売として考えてない
ってことなんですよね。
副業とかお使い稼ぎで
止まってる方は
税金の話をしたら
ピタっと止まります。
思考がピタっと止まります。
でもね
2年、3年、4年、5年って
続けていったら
消費税って必ず発生しますんで。
そうなった時に
お金残ってますか?
増えてますか?
っていう話になるじゃないですか。
だから、
思考がピタっと
止まってるようじゃ
ダメなんですね。
それでも
お金が残る、増える。
これは絶対やるべきことだ
っていうのをね
自分がやってることは
正しいのか間違ってるのか
そこの判断をしないと
いけないんですよ。
そのあたりがね、
できてないっていうか
そこに思考が行ってないですね。
だから
言葉ではこうなりたい、
ああなりたい、稼ぎたい、
そんな感じで
ふわっとしちゃってるんですよね。
数字でいくら
っていうのが出せてない。
今年はいくら、
来年はいくら、
今月はいくら、
っていう形で
数字で言えてない。
で、何時間やったけど
これぐらいの利益、
だから改善しないといけない。
で、そのためには何をする?
っていう話じゃないですか。
今扱ってる商品を扱ってたら
売上はこれぐらいしかいかない。
利益率が低すぎるから
扱ってる商品自体を
変えないといけないのでは?
とかね。
せどりをやってる販売先を
変えないといけないか?
とか
そういうことを考えないと
いけなくなってくるじゃないですか。
こんなふうに具体的に言うと、
なるほど!って
なるとは思うんですけども
逆に、それが自分の中で
腑に落ちないと
人ってなかなか行動しないですね。
だから1000円コンサルで
アドバイスを受けた方、
実際行動されてる方もいますが、
大半の方は行動しないと思います。
実際に
行動変わらない方が
ほとんどだと思います。
あくまで
ファンサービス的なところで
1000円でコンサルをやってますんで
(まあ正月ぐらいな〜ということで)
このコンサルがね
50万円とかするんだったら
全員行動は変わると思います。
必死になってやると思いますけども
如何せん1000円っていう金額だと
「いい話聞いて終わった」
「スズキさんに会えた」
で終わってしまうのが
ほとんどのケースなんで。
これが
50万、100万ってなった時に
目の色が変わって
1年後に独立してたり
生活も環境も一変して、
物販事業者になってたりっていうのが
いわゆるコンサルの世界です。
なので、
同じ数字を聞いて
どう思うかですよね。
自分でそこまで数字を
考えてるかっていうことですね。
言葉はいくらでも出ます。
言葉は過剰に出ます。
数字のことに関して
置き去りっていうのは
大体、商売になってない状態です。
そういう人はそうなります。
データがない、
データがよく分かってない
数字というデータを把握してない
なので、
どこを触ったらいいのか
よくわからない。
けども、
なんとなくお金は欲しいと思ってる
っていう状態ですよね。
その状態で
時間だけを費やして
伸びるかって言うと
一生伸びないのでね。
具体的にどこのどの数字を
どうやって触っていくのか
っていうところを
変えていく必要があります。
実際に指導してても
差が出るっていうのは
ここですね。
具体的に自己分析できていて
しっかり数字を書ける方は
めっちゃ伸びますし。
数字が出てこないとか
数字目標が低かったり
実際に計算機叩いてみたら
その数字目標超えてますよ
っていう場合もあるんですね。
いや、あなたもうすでに
その目標を超えてますよ
っていう場合、
現時点で超えられているので
そもそも目標設定が小さすぎる
なんなら
去年より小さくなってますよ
っていう場合もあります。
だから、そういう数字を
把握できていない人って
なんとなくやっちゃいがちです。
そうなってる場合は
伸びないっていうか
伸びてる理由自体も
全然分かっていないと思うので
そこはしっかりと
自己分析する必要があります。
計測するっていうことです。
この手の話は、
去年の末ぐらいから
結構口酸っぱく言い続けてます。
とにかく
数字化するっていうことですね。
棚卸しをしてください。
目標は全部数値で
計測できるようにしてください。
これを口酸っぱく言ってます。
なんでかって言うと、
言葉じゃなくて
「数字」で全部目に入るように
しておかないと
儲かってるのか
儲かってないのか
わからないですし。
結局、
一年終わって税金払います
ってなった時に
いくらになるか?が
わからない状態になるんですよ。
自分がいくら払ったらいいのか
わかんらないって。
よく相談としてあるのが、
結構サラーっと上手くいって
利益が出ましたという方が
税金を払う時になって
「税理士さん
紹介してください!」
って血相を変えて
来られたりするんですけども。
税金の計算したら
こんなになったんですけどって
「なんかいい方法ないですか?」って。
いやもうそれ手遅れですよ
って話でして。
去年やったことを
今年なんとかしようと思っても
過去は振り返れないんでね。
仕方がないからその税金は
払うしかないじゃないですか
って話なんですけども。
それで、
「税理士さんを紹介してください」とか
「会社作った方がいいですか?」とか
色々言われるんですけども、
実際、
そんな話はもう
何年も前からしてたりします。
法人を作れと。
税理士さんを
ちゃんと雇いなさいとね。
節税でちゃんと経費で
落とすんだったら
そういう商売としてやってください
というように言ってました。
その方には多分
4年ぐらい前から言ってたんで。
それを今頃言っても
ダメですよって話で。
今頃飛び込んできても遅いし
4年前から言ってるでしょって話で。
だから、
どうして世の中の人が
会社を作って管理してるかって
そういうことじゃないですか。
結局自分で数字見れないから
そうなんでしょうって話で。
月利何百万で
100万、200万です
っていくらXとかで
イキったところで
手元にお金残らなかったら
意味ないですしね。
結局手元でどれだけの金額
数字を残したかっていうのが
一番大事なんで、
そこまでちゃんと
計算しないとダメですよ
って話をしました。
言葉ではいくらでも言える。
数字を出すっていうのは
本当に難しいですね。
だから
そのあたりとも
向き合わないとダメです。
お金を稼ぐっていうことで、
目先の利益を追いかけるのは
いいんですけれども、
それが結局お金が残らない
ってことになりますんで
数字はしっかり見ておかないとね。
知らないところで
結構なお金が
出てってしまってる場合
経費がかかってる場合であったり。
あとは
もっと高く売れるものを
安く売ってしまって、
安売り損しちゃってる場合。
売上だけポンって
上がっちゃうっていうケース。
そういうのもありますよね。
本当だったらもっと
利益残りますよね
っていうところですよね。
で、
何に使ったかも
よくわからないとかね。
そうなっちゃうと
訳が分からなくなるんで
それを全部、月末には表にして
分かるようにしておかないと
本当はダメですよ。
いろんな人の話聞いてると
ほとんど数字が出てこないな
っていう話です。
言葉はいっぱい出てくるんです。
「今、会社の境遇がこうで」
「せどりでこういう店
行ってこんなやってて
どうやったら利益出ますか?」
「こういうところ見てるんですけど」
とか色々言うんですけれども、
数字の話をされてないんで、
なんかふわっとした
アドバイスになっちゃうんですよ。
だから
こっちとしては数字を
聞かないといけないですね。
「何時間ぐらいやってますか?」
「どれぐらいの現金もって
どれぐらいの利益率で
回してるんですか?」
具体的にそういう話を
しないといけないですね。
だから
もしアドバイスを求めるんだったら
その具体的な数字を言ってもらわないと
アドバイス受けた方も
「ふうん」とか
「いい話聞いた」
で終わっちゃいますし。
そこの数字と向き合ってる人は
結構ガチで
「なんとかしないといけないな」
「行動変えないといけないな」
っていうことで
1年間必死で、やられますし。
まあそういう方が大体
コンサル生になるって感じですね。
数字を見ないと
そこまでやばいと思わないんで
「これは自分でやってたら
大変なことになるぞ」とかね。
利益出てると思ってたら
全然利益出てなくて
「これ下手したら、
もうかなりマイナスに
行ってしまってるんじゃないか」
「このままやってったら
すごく危ないんじゃないか」
「ちゃんと基本から学んだ方が
いいんじゃないか」
とかって言って
大体来られる理由の
ほとんどそれですね。
数字を見た時に
「うわ、やばい」と思って
来られるっていうのが
ほとんどですね。
それもいろんな数字ですよ。
自分の手元のお金であったり
実際の利益率の数字であったり
あとご自身の年齢
っていう数字もありますね。
自分が今何歳で、
あと何年後に何歳になる。
残り寿命考えたりとかね。
会社であと働けるのが何年で〜〜とか
色々こう考えるじゃないですか、数字で。
具体的に数字で考えたら
結構リアルに色々浮かんでくるわけなんですね。
身近な問題として。
だから、
「時間がない」とか
「このままではまずい」とかね。
このままではその延長線上に
成功がないやんっていうのに
気づいた時にやばいって
なるわけなんですよね。
これ数字を見てなかったら
なんとなくこう「自分は頑張ってるんです」
みたいな感じでアピールされて
終わっちゃう場合があるんで
「あ、そうですか
頑張ってらっしゃるんですね」って言って
こっちはそれしか言いようがないんで。
もう数字言われると
「確かにちょっとやばい」ですとか
「まずいですよね」
「ここをこう直さないとまずいですね」って
アドバイスはできますし。
健全な場合なんか1回もないですよ。
あの誰1人健全な人なんかいないです。
それは特に独学でやってる人で
健全な人なんか見たことないですわ、
健全なわけがないじゃないですかって話で。
そんなね、わけのわからん状態で
1から始めてるわけなんで。
なので、あるところは
うまくいってるけど
あるところはもう時間の使い方が
間違ってるとかね。
あるところは、現金はあるけど
あのところではその利益率が全然なくて
増えてないやんとかね。
そういう歪な状態を
皆さん抱えられてるんで
それを修正するところからです
っていう話になってくるんで。
だから1個1個数字を
確認していくっていうことですね。
データっていうのが出ますから
特に物販なんかデータ出やすいんで
それをちゃんと見ていって
報告くださいっていう形で
報告はもらってるんで。
見た時にここはまずいですよね
って言えますから、
そうやってね、数字と向き合う
っていうのは非常に大事になります。
これをやらんかったら、
一生動き回ってもたどり着かないので
どこに向かって走ってんのか
っていうのも分かりませんからね。
きちんと数字っていうのを
把握しておくっていうことですね。
目標も全部数字で決めるっていうことですね。
で、売上の目標じゃなくて
利益の目標として上げとかないと、
売上自慢で終わってしまいますから
売上なんか別にそんないらないので
利益が欲しいでしょって話。
利益イコール手元に残したいでしょ
って話ですよね。
売上は使いました。
経費で全部消しとびました。
そうなったら
何の意味もないでしょ
って話になっちゃうんで。
なので、利益でちゃんと上げる
っていうことね。
利益でどれだけ残したいか
っていうことですね。
そこの数字、
そのために何時間やる、
利益率何%でやる、
どれぐらいの金額を回す
っていうのを考える
っていうことでございます。
ということで、
言葉は過剰、数字は過小
数字が不足してますって
そんな話でございました。